マイクロ波半導体デバイス(MSD microwave semiconductor devices)
マイクロ波半導体デバイスは、情報通信分野を中心に私たちの生活に広く使われています。MOSTではデバイスの小型化、高機能化により世界の情報通信システムをより便利にしています。

たとえばパラボラアンテナ
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パラボラアンテナの受信部にはマイクロ波のデバイスが多数使用されています。
特長
└12GHz、20GHzの高周波信号を低ノイズで増幅(LN FET)
└広帯域で信号を増幅(SiMMIC)
└高周波信号発振器(SiTr) -
パラボラアンテナの受信部にはLNB(ローノイズダウンコンバータ)がついています。
LNBは12GHz、20GHzといった高い周波数をこの中で受信機に信号を伝達するために1~2GHzの周波数に変換しています。
この部分で、マイクロ波のデバイスが使用されています。LNBで周波数を変換することにより、映像や音声を楽しむことができます。
たとえば無線LAN製品
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現代の生活の中でスマートフォンの普及により無線LANを活用する機会が増大しています。
なかでもWiFiが普及することによりビジネスや地域の活性化、また災害時の活用にも大きく役立っています。
無線LAN製品にはGaAsIC(RF switch)が使用されており、高アイソレーション、低損失を特徴としています。
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無線LAN製品の中には高周波信号の入出力の切替えを行うスイッチ部分にGaAsICが使用されています。
この信号の切替えを行う事で通信が可能になり、無線LANの環境下でスマートフォンやパソコンなど様々な電子機器との接続ができるというわけです。
他にもMOST製品は生活にもなくてはならないものに
光半導体(optical semicondoctor)
光半導体であるカプラは家電や様々な装置向けの安全部品(絶縁)として用いられています。

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全ての携帯電話とノートパソコンの充電器には、フォトカプラが不可欠です!
特長
└強い遮断能力(5000Vrms)
└体積小。2.7X2.0X7mm (SSOP)
└単一方向への光伝達経路構造
(逆方向側のノイズがない) -
コンバーター向けのフォトカプラは出力(高電圧側)と入力(ユーザー側)を遮断できます。
5000Vrmsの遮断能力で、製品とユーザーのセキュリティホールを保護できます。